110) 退社 [自伝本『私のこと』]
いよいよ退社する日がやってきた。
入社して 15年半の時間を振り返る。
私にとって SHIMA というブランドは、美容人生の基礎を学んだところである。
自分で SHIMA というフィールドに種をまき
水や栄養を与えていただき
眩しい太陽の光を仰ぎながら
いつか きれいな花を咲かせ
大きな実をつけたい・・・と希望に満ちあふれていた。
雨や嵐の日も しっかり根をはり
光り輝いていた あの憧れの太陽を忘れないように
踏ん張って育っていった。
そんな私が、一体 私は どんな花で どんな実をつけたのか ?
これからは、いや これからこそは、私のオリジナリティーは何か
しっかり世の中に姿を現わさなければならない、と感じた。
急に 自分の原点を見つけに行きたくなったのである。
2009年12月29日(火)